4月の風物詩!桜と共に現れる幻想的な風景|白鳥王子アイスアリーナ水鏡【北海道苫小牧市】

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2022年3月、アイスホッケーのアジアリーグで優勝を果たした「レッドイーグルス北海道」のホームアリーナのスケートリンク場「苫小牧市白鳥王子(はくちょうおうじ)アイスアリーナ」は、アイスホッケーシーズンオフの5〜6月にリンク氷を溶かして、施設メンテナンスと氷を作り直す作業を行う。その際、リンクの氷が溶け出し、できた水たまり(水面)が鏡のように反射する風景、それが水鏡(みずかがみ)だ。

無風の屋内アリーナの床は白く、上部からライトで照らされている1,800平米の水面には無機質な建物天井が映り込み、上下対称のシンメトリーな空間が誕生する。筆者が撮影のためリンク内を歩き、水面に波紋が見えてようやく”水”の存在を認識できるほどの”みずかがみ(水鏡)”であり、筆者が現地で肉眼で見ても不思議な光景が広がっている。デジタル時計やスポンサー広告の文字がはっきりと読み取れるほど水面に映り込んでいる。

【レッドイーグルス北海道と苫小牧市】

苫小牧市内には湿地帯が多く、降雪が少ないことでアイススケートが盛んになった。苫小牧のスケートへの取り組みの歴史は古い。スケート協会が設立されたのは1925年。6年後の1931年には、「王子製紙苫小牧工場」にアイスホッケー部が設立された。後の実業団チーム「王子イーグルス」である。長きにわたって、苫小牧市民から愛されてきた「王子イーグルス」は、2020年10月にクラブチーム化を宣言し、現在は新たに、プロアイスホッケーチーム「レッドイーグルス北海道」として活動を行っている。

また、苫小牧市内の小学校では、冬の体育の授業で小学生全員に対してスケートの授業があり、苫小牧市民にとってはアイスホッケーは身近なスポーツである。

【苫小牧の春春の風物詩が新たな観光名所に!?】

実は筆者は、優勝したアイスホッケー選手の練習風景を取材しようとレッドイーグルス北海道の田中マネージャーに取材を申し込んだところ「え、7月までシーズンオフなんだけど」と。

「シーズンはいつなのか?普段のアリーナはどうなっているのか?」と尋ねる、アイスホッケー知識ゼロの旭川出身の筆者に、田中マネージャーは親切に「練習風景はしばらくお預けですが、アリーナ水鏡ってご存知ですか?」と聞いてくださった。。

当然、無知な筆者は知るはずもなく、ポカーンとした私の表情を察した田中マネージャーは、「スポーツ協会が主催する水鏡見学会があるので、連絡先をお伝えしますね」と、何から何まで親切に案内してくださった。

公益財団法人苫小牧市スポーツ協会では、毎年4月頃に白鳥王子アイスアリーナ水鏡見学会を開催している。白鳥王子アイスアリーナはJR苫小牧駅から徒歩10分の場所にあり、市外からの訪問が容易なため、4月しか見られない苫小牧市の風物詩が新たな観光名所になることを期待する。

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