いざという時の「ノアの方舟」津波へ備える湯浅町

南海トラフ巨大地震が発生した場合、町を最大11mの高さ津波が押し寄せると言われている和歌山県湯浅町では、津波避難用のシェルターが設置されています。

湯浅町湯浅。観光客も多く訪れる伝統的建造物群保存地区の近くに設置されているこのシェルターは「津波救命艇」と呼ばれ、濃いオレンジ色で遠くからでも目を引く外見をしています。東日本大震災後、津波の被害が予想される各地に整備されています。

この津波救命艇はアルミ合金製で定員が25名。震度4以上の揺れを検知すると自動で入口のドアが開く仕組みで、中にはトイレや1週間分の水や食料が備わっているとのこと。発信機も内蔵されており、水に浮くと海上保安庁へ救難信号を発信して救助を待つことができます。

湯浅町でボランティアの語り部を務める半邊宗五さんは「いざという時の『ノアの方舟』のようなもの。避難誘導に当たる人や逃げ遅れた人の最後の手段として役に立てば。」と話します。

近い将来発生すると言われる南海トラフ巨大地震。使われる機会が訪れないのが一番ですが、もしもの時にこの「津波救命艇」がより多くの命を救うことにつながってほしいです。

参考:湯浅町役場公式ホームページ(防災関係)  

http://www.town.yuasa.wakayama.jp/publics/index/48/

上林 直人さんの投稿)

※このハツレポは「和歌山ローカル情報発信Lab.」から転載しました。

和歌山ローカル情報発信Lab.

「和歌山ローカル情報発信Lab.」は、和歌山県が2019年度から始めた「移住者情報発信力強化プロジェクト」事業。合同会社イーストタイムズのメンバーが講師となって、指導・フォローアップ。運営事務局も務める。県内にU・I ターンした移住者が、情報発信のスキルを身につけながら、住民しか知らない「わかやま暮らし」の魅力の可視化と発信を行って県内外の和歌山ファンを創出し、関係人口増や移住定住につなげる取り組み。