久米島の紅芋を全国、いや、世界へ!球美の島育ちの紅芋を世界の日常に。スイートフーズ久米島が目指す先。【沖縄県久米島町】

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沖縄県は2023年度、たくさんの「お宝=魅力」をもつ離島各所の事業者さんたちが、SNSなどの『デジタルツール』を利用してさらに魅力的な発信をしていけるように「沖縄県主催🌺価値を伝えて売りまくるためのデジバズ講座」という取り組みを行っています。この記事は、参加された事業者さんを対象に、「ローカリティ!」のレポーターがその輝く魅力を取材し執筆したものです。沖縄離島の魅力をご堪能ください。

資源あふれる球美の島。紅芋を通じて、生まれ育った久米島を全国へ。

沖縄本島から約30分の空の旅を経て辿り着くのは「球美の島・久米島」。「球美の島」とは「琉球一美しい島」という意味で、久米島のことを指します。山、海、水と資源に溢れる久米島では古くから自給自足ができる島として成り立っています。現在では海ぶどうや車海老の養殖、サトウキビやマンゴー、パインそして紅芋の栽培と数多くの特産品を全国へ送り出しています。

そんな豊かな食材の中から紅芋の栽培、加工、販売をおこなっているスイートフーズ久米島株式会社で工場長を務めている仲村渠一男(なかんだかり・かずお)さんにお話を聞きました。

「久米島の好きなところは自分の生まれ育った場所なので安心できます。昔から食が豊富だったこともあり、暮らしやすくて魅力の多い場所です」

久米島で農家をしている家に生まれ育ち、久米島町役場での勤務を経て、スイートフーズ久米島株式会社で工場長を務めている仲村渠さんは、誰よりも久米島の魅力を熟知しています。

県内最大の収穫量!県内生産量50%を占める紅芋は安心・安全の品質。

「2012年にサツマイモの病害虫の根絶が世界で初めて確認された島なんです。その後、2015年に久米島町が甘薯(サツマイモ)の拠点産地認定を受けました。町を上げて甘薯栽培を進行していこうと、弊社施設が立ち上がりました」

現在では、県内最大の収穫量を誇るという久米島の紅芋。「弊社では紅芋のままではなく、ペーストやパウダーなど加工品を作り、お菓子作りや製品作りの材料として販売しています」

工場が立ち上がった後、順調に進んでいた事業でしたがコロナ禍は久米島にも猛威を振るいます。「コロナ禍で出荷量が大幅に減りました。減量したまま出荷するよりも、島で加工をして循環させた方が良いと判断して、焼き芋や干し芋も手掛けるようになりました」

島内製造業では珍しく12名を雇用しているスイートフーズ久米島。紅芋をあらゆる方に届けるために工夫を凝らすスペシャリスト集団です。

仲村渠さんは工場長という顔の他、農場長としての顔も持っています。「基本的には会社全体のマネジメントをしていますが、週に何度かは畑へも行きます。仕事が人を育てる、仕事が教えてくれることが多くて勉強の日々です」

家業が農業をしていたこともあり、農業の基礎があり、畑に行くことが楽しいと仲村渠さんはお話しくださいました。

日常生活で使える商品を作りたい。久米島の紅芋を「全国へ」から「世界へ」を目指す。

「これまで紅芋ペーストやパウダーは県内需要が主でした。これからは販路も全国を目指し、ゆくゆくは海外への進出も考えています」現在でも遠く北海道の事業者まで発送したり、小さなcafeへ届けたり、お客様のニーズに合わせて全国へ紅芋は届きます。

「段ボールに”久米島の紅芋を全国へ!”と書いてあるんです。これ良いでしょう?」と嬉しそうな表情で段ボールを披露してくださいました。

「今後は観光土産の材料としてだけではなく、日常生活で使ってもらうのが理想です。さらにゆくゆくは日本を飛び出して海外も考えています。まずは東南アジアから始まって、世界を目指します。仕事も楽しみがないとね!」

スイートフーズ株式会社の紅芋を通して「Kumejima」が世界で認知される日も遠くないかもしれません。

スイートフーズ久米島株式会社

藤木彩乃

藤木彩乃

長崎県壱岐島市

編集部コミュニティマネージャー

福岡県生まれ、沖縄県宮古島育ち、長崎県壱岐島在住。
けしごむはんこ「あやとりや」という屋号で作家活動をしています。最近はサーフィンと植物/野菜を育てることにハマってます。

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