困ったときはお互い様!自分も大変だからこそ助け合う美しい心【フィリピン・カオハガン島】

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2021年12月にフィリピンのセブ地方を大型台風が襲いました。

この台風は東京ドーム1個分の小さな島であるカオハガン島にも大きな被害をもたらしました。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。https://thelocality.net/caohagan-fukko/

大型台風から早8か月、たくさんの方々のご支援によって、カオハガン島に住む私たちは日常を取り戻すことができました。

台風の直後は、普段買い物に行くフィリピン本島でも電柱や木々が倒れ、停電・断水・通信障害が発生していて、飲料水やお米などを手に入れることも困難でした。

さらに島々に住む私たちは、船が大きな被害を受けていたので、そもそも本島に行くことすら難しく、一時は島民700人全員の生命の危機にすら直面しました。

しかし、セブや日本に住む方々からの大きなご支援をいただくことができ、カオハガン島の私たちは早々に危機を脱することができました。

一方で、少しずつ耳に入ってくる周りの島の被害状況に、私たちは胸を痛めました。

カオハガン島と同じくらい大きな被害にあっている島々がたくさんあり、しかも本島からの距離が遠く、人口が多いことなどから、なかなか支援が届いていないことが分かってきました。

しばらくして、セブの日本人会の方々が立ち上げた台風被害に対する義援金プロジェクトに私たちも参加させていただくことができ、お米や缶詰をまとまった世帯分いただけることになりました。

そこで、カオハガン島の村長や、宿泊施設であるカオハガンハウスのスタッフと相談したところ、「自分たちの島はたくさんの支援をいただいているので他の島に届けよう」ということになりました。

島民の親戚が周辺の島々に住んでいるので、島民たちから情報を集め、特に支援が届いていないパンガナン島とカウビアン島、オランゴ島のサバン地区に物資を届けに行くことにしました。

その時の様子はこちらをご覧ください。

自分たちが大変な状況でも、もっと大変な人たちがいるだろうからと、手を差し伸べることのできるカオハガン島の島民たち。

私はとても感動しました。

こうして、困ったときはお互い様、と思える精神が、誰も取り残されない安心・安全で強いつながりを持つコミュニティをつくっているのだと改めて知ることができました。

この精神は、災害時の日本人の心にも通じるように思います。
大型台風の直撃という一見悲劇と呼べるような出来事が、カオハガン島をカオハガン島たらしめている素晴らしい精神を再確認させてくれました。

最後にこの体験を振り返った動画も是非ご覧ください!
https://youtu.be/suIt9lhwtdI 


《カオハガン島の情報はこちらからご覧いただけます。》
◆カオハガン島の紹介動画
【『なにもなくて豊かな島〜カオハガン島〜』最貧の島が幸せな理由】
https://youtu.be/2AE0rCXFazY
【フィリピンセブ地方のカオハガン島という美しい島に出会い、購入してしまった崎山克彦のお話 | 持続可能なコミュニティづくり】
https://youtu.be/fsCmWzjFdlw
【「私の住むカオハガン島の豊かな1日」 Video by 旅する鈴木】
https://youtu.be/RhcrfWHrfRg
◆ホームページ
http://www.caohagan.com/
◆facebookページ
https://www.facebook.com/NgoCaohagan/
◆instagram
https://www.instagram.com/caohagan_island
◆大好評!オンラインコミュニティ
https://community.camp-fire.jp/projects/view/338306
◆オンラインショップ
https://caohagan.thebase.in/
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カオハガンハウス

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フィリピンカオハガン島

第2期ハツレポーター

セブ島から船で約1時間、手つかずの自然に包まれた、東京ドームと同じ広さの小さな島。島民約700人が、豊かな海洋の自然のなかで、その恵みをいただき、必要以上の量を採らず、それを皆で分かち合う、そんな暮らしをしています。
そんな島に嫁いだ佑子とよしえ、長期滞在中の佐和子が島で見つけた驚きを発信していきます!
よろしくお願いいたします。