生姜湯ではもう満足できない!黒糖屋さんが本気を出してきた!沖縄のスパイス×黒糖がベストマッチな黒糖パウダー【沖縄県今帰仁村】

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沖縄県今帰仁(なきじん)村にある、黒糖の製造・販売を行う共栄社が出している「ショウガ」と「ヒハツモドキ」の入った加工粉黒糖。寒くなってくるこれからの時期にオススメな、沖縄県内でもなかなか知られていないこの商品の魅力をご紹介!

スパイス入りドリンク好きの筆者が飛びついた「加工粉黒糖」

「どこで手に入るんですか!?」と、おもわず飲んだ瞬間に筆者である私がとびついてしまったのは、コーヒーよりも少し澄んだ色をした黒っぽい飲み物。においからして、ただならぬ感じ。黒糖のコクのある甘味と、ショウガのじんわりくる辛味。さらに、グッとくるスパイシーな辛味がある。チャイやジンジャーラテなどのスパイスが入ったホットドリンクが好きな私。完全に「これはやられたー」と思った。特に、最後に主張してくるスパイスがアクセントになっていて温まるとともに、刺激をくれる。

「この味、知ってる」と私はすぐに記憶を辿る。

この後を引く味の正体は、「ピパーチ」と言われる、沖縄の島コショウ!和名は「ヒハツモドキ」といい、沖縄県の八重山のほうでは、昔から沖縄の炊き込みご飯(ジューシー)や、そばにも入れたりする。私も数回料理に入っているのを口にしていたが、飲み物にブレンドしても美味しいとは意外だった。

「くどさがなく、深いコク」秘密は職人たちによるこだわりの製法だった

私がとびついた姿が異常だったのか、飲んだ先の方が分けてくれたこの「ブツ」。沖縄に16年いる私だが、失礼ながら今まで見たことがなく、しばらく大事にゆっくり使った。その後、産業まつりで偶然再会でき、今帰仁村の黒糖屋さん共栄社でつくられていることを知った。

ブレンドの配合もさることながら、つかわれている加工黒糖がくどさがないのに深いコクがあって、これまた美味しい。昔ながらの直火窯焚き製法で職人たちによる手作業でつくられているとのこと。材料も、沖縄県内のサトウキビ由来のものを使用とこだわりがある。

ちなみに、飲み方は簡単。コップにお湯を入れ、スプーン2杯分ほど粉末を入れて、かるく混ぜれば出来上がり。すごく溶けやすい。ショウガ湯の様なイメージだ。とはいえ、それよりもひとクセあって癖になる。温めたミルクや豆乳に入れると、チャイの様な感じにもなる。

沖縄のパワーをチャージしながら身体の中からあたたまるこの商品は、寒くなってきたこれからの時期のお供にしてみては?

共栄社の加工黒糖は、沖縄県内では今帰仁でしか手に入らないそうだが、ネットで購入が可能。

沖縄の人にもまだまだ知られていないホットな商品。どうぞお試しください。

【事業者情報】

合資会社共栄社
https://nakijin-kokutouya.co.jp/?force=pc

室伏長子

室伏長子

沖縄県那覇市

第7期ハツレポーター

コトバグラフィッカーちょこ「きくひと、かくひと、はなすひと。いっしょに何かをつくるひと。描く通訳者」として活動中。

大学進学を機に、沖縄へ。神奈川県湯河原出身。グラフィックレコーディングという手法をもちいて、様々な場所を可視化する「記録係」をしています。ローカリティ!では、あらゆるヒトモノコトの魅力をライターとして発信していけたらと思います!

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