演奏だけじゃない!一体感を競う「おかやまスウィング甲子園」【岡山県倉敷市】

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〜この記事は、株式会社JTBふるさと開発事業部と合同会社イーストタイムズが共同で取り組んでいる「ローカル魅力発掘発信プロジェクト」から生まれたハツレポです〜

「おかやまスウィング甲子園」。それは岡山県内の中学生・高校生の音楽に関する吹奏楽部などの団体が一同に集まり演奏を競い合う大会です。最大の特徴は、演奏技術でなく団体全体の楽しさ・格好良さ・仲間との連帯感を競い合うことです。筆者は学生時代、吹奏楽部に入っていましたが連帯感(グルーヴ感)を競い合う大会は聞いたことがありませんでした。

2015年から始まったという「おかやまスウィング甲子園」はどのような経緯ではじまったのでしょうか。

「子どもたちが学校にいきたくなるイベントをしよう」

2012年から2015年、岡山県は少年非行率が全国でワースト1でした。

そのことをうけて、旭テクノプラント株式会社の藤森健(ふじもり・けん)さんと株式会社フリースタイルエンターテインメントの中村吉喜(なかむら・よしのぶ)さんが中心となり、「子どもたちが学校に行きたくなるイベントをしよう」と「おかやまスウィング甲子園」実行委員会ができました。

インタビューに答えてくださった古杉淳(こすぎ・あつし)さんが何度も「子どもさんたちに喜んでほしい」とおっしゃっているように、実行委員会として「地域の子どもたちがいきいきと成長してほしい」と強く思っています。

そのことは「おかやまスウィング甲子園」で演出に力を入れていることにもあらわれています。「おかやまスウィング甲子園」ではプロの照明さんに来てもらい、曲に合わせた本格的な照明の中で演奏できるようにしています。その他、演奏中の服装は自由で演奏曲も自由曲はJ-POPなどもOKと、子どもたちが楽しんで演奏できるように工夫しています。

大会を楽しみにしている子どもたちのために〜コロナ禍や台風を乗り越えて〜

子どもたちの笑顔のためにたくさんの工夫をしている「おかやまスウィング甲子園」。子どもたちが夢中になれるように順位にも工夫があります。最近は学校行事などで順位をつけない風潮が強いですが、あえて順位をつけています。あくまで順位の規準が「グルーヴ感、一体感」なので中学生が高校生に勝てる可能性があります。「番狂わせがある」ため、優勝を目指してどの子どもたちも全力になるそうです。

地域が一丸となって行われている、素晴らしい大会ですが大会運営には苦労もあります。2017年は台風直撃のため、2020年、2021年はコロナ禍で中止になりました。実行委員会は中学生、高校生たちが中止の知らせを聞いて涙を流し「演奏したかった」と悔しがっていたという話をきいて「本当に中止でよかったのか」と悩んだそうです。

2022年はクラウドファンディングにも挑戦し、開催することができました。2023年はチケットをふるさと納税の返礼品にすることでより幅広い方に知ってほしいです。

子どもたちが夢中になって取り組む「おかやまスウィング甲子園」。実行委員会の大人たちは事務局の仕事以外の本職がありますが、事務局の仕事を通じて新しいネットワークもでき、「大人たちも一体感を感じることができる」大会と言えます。

大人も子どもも本気になり一体感を味わえる「おかやまスウィング甲子園」ぜひ一度見に行きませんか。

詳しくはこちらから。

おかやまスウィング甲子園ホームページ

おかやまスウィング甲子園Instagram

久松公代

久松公代

和歌山県和歌山市

編集部校閲記者

第5期ハツレポーター/京都府宇治市産まれ。社会福祉士。父は大阪出身、母は東京出身で子どものころから地域による言葉の違いや風習の違いを感じてきました。和歌山市に移住して18年たちます。暮らして気づく和歌山の良さを伝えて行きたいと思います。

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