やっと見つけた!背徳の「うなバター」と、心温まる「縁」の鰻屋さん【熊本県熊本市】

2 min 2 views

4月から、ずっと迷っていた。

どこで本当に満足のいく鰻(うなぎ)を食べようかと。

そんな折、私の前に突如として完璧な答えが現れた。

熊本にある「うな春」。

2023年から始まり、今年で4年目を迎えるお店だ。扉を開けると、昭和歌謡のBGMが静かに耳をくすぐり、非常に居心地の良い接客が訪れる者を優しく包み込んでくれる。店内はカウンターが5席に、テーブルが3つ。この絶妙にパーソナルな空間が、食事への没入感を高めてくれる。

まず驚かされるのは、エンターテインメント性すら感じるセルフサービスの充実ぶりだ。水出しのお茶やコーヒー、アイスコーヒーはもちろん、抹茶オレ、ほうじ茶、緑茶、さらには玄米茶までずらりと並ぶ。席に着く前に「今日はどれにしようか」と自分で選べるひと手間。これが思いのほか楽しい。

そして、私が5月20日の水曜日に狙い撃ちしたのが、不定期開催・第1弾のランチ限定「ウナギサービス」。

価格はなんと、税込み1650円。

この値段だけでも破格だが、提供されるシステムを知れば「本当にこれで利益が出ているの?」と、思わず心配になってしまいますよね?

なぜなら、熊本県産ヒノヒカリのご飯がおかわり自由。さらにお茶漬け用の出汁(だし)、お吸い物、しば漬けや魚漬け、たくあんまで全てがおかわりし放題なのだ。

いざ、メインの鰻へ。

ここで、とてつもない背徳感を演出する「バター」という薬味の存在を語らないわけにはいかない。

ふわふわの鰻の上に、バターを直接乗せる。

熱でとろけたバターと鰻の脂が口の中で完全に一体化する瞬間。それはもう、幸福という概念そのものが直接口の中に流れ込んでくるような、至高の体験だった。

締めは、あえて少し多めに残しておいたご飯で作るお茶漬け。かけ放題の海苔(のり)を散らし、山椒(さんしょう)やわさびで鮮やかに味を変化させながら、最後の一粒まで大満足で平らげた。

しかし、私がこの店を強烈に推したい理由は、胃袋を満たす圧倒的なコストパフォーマンスだけではない。真の魅力は、その温かいホスピタリティと、人とのつながりにある。

なんと店主は、私の娘が通っていた中学校で部活の先生をしていた方の弟さんだったのだ。

地域に根ざした、びっくりするような縁。

そして、店名の由来であろう、おかみの「はるちゃん」は、大学生のアルバイトかと錯覚してしまうほど若く、その笑顔がたまらなく素敵な方だった。

おいしい料理と、心温まる偶然の縁。

これほどまでに最高のお店を見つけることができて、私は今、猛烈に感動している。ぜひ一度、その舌と心で、この幸福感を味わってみてほしい。

紹介TikTok:https://vt.tiktok.com/ZSCxRnKfX

情報

店名:大衆鰻 うな春(うなはる)
住所:熊本市中央区下通1丁目4-3 熊本ビル1階奥(下通COCOSA裏、城見町通りの南酒店奥にあります)
電話番号:080-4357-0942
営業時間:月〜金 11:30-14:30 / 17:00-22:00、土 11:30-14:30 / 16:00-22:00
定休日:火曜日(祝前日の場合は営業)
席数・設備:計20席、全席禁煙、フリーWi-Fiあり
決済方法:クレジットカード、QRコード決済対応(※電子マネーは不可)

初めて行くときは、下通りから城見町通りに入り、南酒店を目印に探してみてください。ビルの通路奥なので少し隠れ家感がありますが、「鰻」ののぼり旗が出ていれば迷うことはないはずです。ぜひ、至福のひとときを過ごしてきてくださいね。

佐藤琢朗

佐藤琢朗

1974年(昭和49年)3月2日、熊本県阿蘇市生まれ。現在、熊本市在住。菊陽町立菊陽西小学校の理科専科。理科専科として「理科は感動だ!〜世界は不思議であふれてる〜」を実現する感動サイエンスteacherとして奮闘中。日本理科教育学会員、ソニー科学教育研究会(SSTA)会員。社会貢献として、熊本市少年少女発明クラブで講師を務め、理科好きな子を育てる活動を行なっている。たくちゃんせんせーとして、YouTuber、TikToker(@taku_oo7)の一面も持っている。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です