ハツレポグランプリ2026 ノミネート推薦50作品を発表しました!!

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ハツレポグランプリ2026への推薦をお寄せいただき、ありがとうございました!

今期(2025年9月1日〜2026年8月31日)、全国のハツレポーターの皆さんから寄せられた記事は626本。どの記事にも、一人ひとりの「驚き・発見・感動」が詰まっていました。

9月24日〜10月6日に皆さまから推薦いただいた作品に、編集部選定メンバー5名がそれぞれ選んだ作品を加え、審査を行いました。

身近な風景への驚き、取材を通じて知った人の思い、地域で受け継がれてきた営みへの感動。その人が心を動かされ、取材し、言葉にしたからこそ、私たちも知ることができた地域の魅力がありました。

当初は30作品を選定する予定でしたが、編集長、副編集長、編集者を含む5名の審査員が4時間以上にわたって議論を重ねた結果、50作品に枠を広げることを決定しました。

執筆者の皆さんが見つけた価値と、その記事を推薦してくださった皆さんの思いを受け止め、一つひとつの作品に向き合って選びました。

記事を寄せてくださった皆さん、推薦に参加してくださった皆さん、そして日頃から「ローカリティ!」を支えてくださっている皆さんに、改めて感謝申し上げます。

\ノミネート推薦50作品、一挙公開!/

「驚き・発見・感動」が詰まった50作品。一つひとつの記事をお楽しみください!

今回、編集部メンバー8人で一つひとつの記事を読み、講評を寄せました。
取材を通じて伝えられた人々の思いや歩み、地域に根付く営み、そして書き手自身の驚きや発見。それぞれの記事が何を捉え、私たちに何を伝えているのか、言葉にしています。

地域の現場に足を運び、声を聞き、記事として届けてくださった皆さんに、改めて感謝いたします。講評とともに、各記事をお読みいただければ幸いです。

蜷川華さん
蜷川さんご自身の経験から「てんかんを持つ人をひとりにしない」というパープルデーカフェの想いに共感し、取材に至った経緯が書かれている点が印象的です。取材者自身の経験が出発点となっていることで、記事に説得力と温かみが生まれています。また、スタッフが働く姿や店内の紫色の空間を写真で紹介するだけでなく、てんかんの社会的課題にも触れることで、カフェが生まれた背景や存在意義が伝わる構成になっています。誰もが安心して働き、暮らせる環境について考えるきっかけを読者に届けられている点も魅力です(編集部・大石)

立花加久さん
「ナチュラルハイ」は特別なものではなく、食事や自然を眺めることなど、日常の中にあるという発見が面白いです。「手編みハイ」「うどんハイ」など、独自の言葉で表現することで、親しみやすく、楽しく読める記事になっています。また、複数の病気を抱える松島さんにとって、手編みが痛みやだるさを忘れるほど集中できる時間であり、日々を過ごす活力になっていることも、取材を通して具体的に伝わってきます。単に「好きなことが生きがいになる」とまとめるのではなく、松島さんの姿から「好きなことが自分らしさを取り戻し、生きる力を支える」という気づきにつなげている点に、実際に人と向き合い、話を聞いたからこそ生まれる温かみを感じました。(編集部・大石)
尾藤まなさん
祭りの屋台でおなじみのラムネを販売することが、1型糖尿病への理解促進や研究支援につながっているという着眼点が興味深いです。「キッチンカーや屋台が並ぶ春まつりの会場で、ふと目に止まった小さなラムネスタンド。」という書き出しから、尾藤さんが現場で感じた発見や好奇心が伝わり、読者も自然と先を読みたくなる導入になっています。また、息子さんの発症をきっかけに活動を始めた背景や、病気への理解不足に直面した経験を紹介することで、活動に込められた思いも伝わってきます。実際にラムネを購入し、背景を知ったうえで感じた変化まで描くことで、読者も自分ごととして1型糖尿病について考えるきっかけを得られる記事になっています。(編集部・大石)
尾藤まなさん
「強い日差しの下、~パッケージから取り出してかぶりつく。」という冒頭の一文から、暑い日にアイスを頬張る情景が浮かび、読者の食欲を刺激しながら記事へ引き込んでいます。写真で商品の姿を見せるだけでなく、「表面は少しでこぼこしていて、形もどこかいびつ」といった描写によって、写真がなくても商品の姿や食感が目に浮かぶ文章表現も魅力です。特に「あんこのアイス」ではなく、「冷たいあんこ」を丸かじりするような1本だった、という一文には、商品の特徴とおいしさが端的に表れています。読者に「食べてみたい」「近くに行ったら立ち寄りたい」と思わせる、商品の魅力と作り手の思いが伝わる記事になっています。(編集部・大石)
渡邊貴裕さん
津波で失われた住まいの「間取り図」を手がかりに、震災前の暮らしやまちの記憶をたどるという、独自の視点が読者を引き込みます。「仙台市内の花火が見えた思い出、(庄子さん宅跡地の)海辺の図書館、食べ物の思い出」など、元住民の方々の具体的な語りを文章で表現することで、今では多くが更地となった荒浜地区で営まれていた日常が浮かび上がり、実際にその場で話を聞いているかのような臨場感があります。また、参加者の声や筆者自身の感想も交えて紹介することで、単に震災の記憶を伝えるだけでなく、住民それぞれの暮らしや思い出を共有するイベントの温度感まで伝わってきます。(編集部・大石)
田澤章帆さん
田澤さんが話を聞く中で抱いた小さな疑問が、文章を紡ぎ、さささんの生き様を浮かび上がらせています。あえてさささんの言葉をそのままセリフとして紹介することで、これまで積み重ねてきた経験や、出会った人たちから受けてきた影響が、説明しすぎることなく自然と伝わってくる文章になっているのが素晴らしいです。なかでも、「『いまの自分のままでも充分すてきなんだ!生きててよかったぁ』と思わせてくれるのです。」という一文でさささんに会ってみたい、作品に触れてみたいと思った読者も多いのではないでしょうか。(編集部・大石)
田川珠美さん
新しく開店したシェア型書店の紹介にとどまらずに、田川さんの体験を記事の入口に据えた構成が素晴らしいです。『小さな恋のものがたり』との再会で子ども時代の記憶がよみがえる場面はまさに田川さんの思いが込められた部分で、自分にも「子供の頃、そんな一冊があった」と、思いました。司書時代の葛藤や介護を経て「好き」といえる居場所をつくった大石さんの歩みと田川さんの思いが重なり、温かい気持ちになった記事です。面白そうなので、お店にぜひ行ってみたいですね。(編集部・森川)
田川珠美さん
かわいい編みぐるみをきっかけに、お店を訪れた田川さん。店主の伊藤さんの人生に入り込んだ取材が印象的でした。親友を亡くした体験を原点に、「役割ではなく自分を生きる」と歩み出し、人見知りだったのに雪まつりを企画。地域の問題に声を上げ一歩踏み出すことで、「灯台」のような場づくりにつながっています。その人生の深さは、田川さんが虚を突かれたというペンキだらけの指先(「きれいカワイイ」の、舞台裏)に現れていたのかもしれません。(編集部・森川)
田口怜奈さん
家族総出の稲刈りという身近な体験から、約2000年前から根付く稲作文化にまで思いを馳せ、原の辻遺跡や平戸藩を支えた米作りの歴史へ視野を広げた構成がいいですね。「コン、コン」と響く木づちの音や、稲束を抱えて田んぼを駆け回る描写に、作業の大変さと充実感が伝わります。私も子どもの頃、兼業農家の実家で嫌々手伝った稲刈りを思い出しました。秋田では稲架掛けを3段ほど高く組んでいましたが、地域ごとの違いを比べてみたくなる、発見に満ちた記事です。(編集部・森川)
田口怜奈さん
「滑走路を人が走る?!」という意外性のある見出しが面白いですね。滑走路でのリレーという、なかなか体験できないことをワクワクしながら楽しんでいる田口さんの姿が、生き生きと伝わってきます。当日のトップ選手の指導や、地元出身選手の存在、海が見える一直線の滑走路の描写など細かく取材しているので、壱岐の魅力を感じることができました。週1回のランニングの決意が、この日のイベントの「楽しさ」を表してますね。(編集部・森川)
田口雄太さん
隣県の山形・上山市にこんな奇祭があるとは知らず、驚きました。藁蓑をまとった上半身裸の若者たちが、気温一桁台の寒空の下で容赦なく水を浴びながら笑顔で舞う…。これだけでお腹がいっぱいになりそうな情報量ですね。火伏せの霊鳥「ケンダイ」の由来や縁起物の藁などの説明で、祭りへの理解が深まります。国内外から多様な人が参加する開かれた祭りであることや、「見物するもの」ではなく「関わるもの」という気づきも印象的。次はぜひ田口さんが加勢鳥として参加した体験記を読んでみたいです(笑)。(編集部・森川)
田口雄太さん
山形で3年を過ごし、東北のお祭りを巡っているという田口さん。自分は東北人ですがこのお祭りを見聞きするのも初めてで、各地に出かけるバイタリティがすごいです。60年以上祭りを支えた御座船の最後の航海という歴史的な日に立ち会えた幸運が伝わってきます。日本三大船祭りの一つという位置づけや戦後復興の願いから始まった由来、2艘の建造年や龍頭の由来など、この記事でどんなお祭りかを知ることができました。第80回もぜひ見てみたくなる記事です。(編集部・森川)
猪澤航さん
45年ぶりの酒蔵復活という歴史的なニュースに対し、新酒蔵の名称発表だけでなく「刑務所の受刑者が手がけた木桶」という地域ならではのストーリーにスポットを当てた独自の切り口が光ります。だんだんと「筆者」から「私」に変化する筆致から猪澤さんの個人としての思いや嗜好がありありと伝わってきます。取材者としての客観的な報道姿勢と、一当事者としての温度感が美しいグラデーションを描いており、読んだ後に「どんな酒が醸されるのだろう」と未来への期待を膨らませてくれます。(編集部・立元)
仲村未奈望さん
わずか20歳にしてこれほどの紆余曲折を経験している背景に触れ、主人公の成長プロセスを丁寧に立体化させた構成が見事です。仲村さんの寄り添う取材眼が、葛藤を乗り越えようとする「あいちゃん」の人間性をしなやかに引き出すことに成功しました。また、気仙沼の宿が提示する「余白」という抽象度の高いコンセプトを、彼女の具体的な言葉とエピソードへ落とし込んだことで説得力が生まれています。読み終わる頃には今すぐにでも気仙沼へ行って「あいちゃん」に直接会ってみたくなることでしょう。(編集部・立元)
仲村未奈望さん
「明かりを灯し、震災の記憶を千年先へ」というタイトルが美しく胸を打ちます。本文では話し言葉をたくみに駆使した構成になっており、まるで読者の目の前で浅野さんが語りかけているかのように、声のトーンや表情までもが浮かんでくる臨場感が生まれています。震災という重厚なテーマを前に構えさせることなく、キャンドルの灯りのように静かに心に染み込ませる、ライターの深い敬意と細やかな描写力が結実した名文です。(編集部・立元)
中尾絵里さん
「Z世代のハガキ職人が集う弁当屋」という意外性あふれる魅力的な対象の発見にとどまらず、ライターの中尾さん自身がその熱量に巻き込まれていく過程を捉えたセルフドキュメンタリーのような構成が秀逸です。コスプレ写真のくだりに象徴される店主との距離感の詰め方や、ロック愛や方言の親近感といった中尾さんの感情の動きを丁寧に重ね合わせることで、お店の「無条件の居心地の良さ」の奥行きを見事に捉えました。ライターの素直な熱量と共感が、読者にもこの場所に加わりたいと思わせる力を放っています。(編集部・立元)
中尾絵里さん
画家の執念と作品が持つ圧倒的なエネルギーを、美しく情感豊かな言葉選びで表現した圧巻のレポートです。筆者の時間軸や感情の移り変わりに寄り添うように文章が進み、主観と客観が交互することで読者の心が大きく揺さぶられます。特に「ガタの中の青空」というキーワードに込められた画家の思いと、中尾さん自身の心の動揺や発見が深く響き合っています。まるで自分自身が画廊で作品と対峙しているかのような臨場感を味わえる、芸術批評の域に達しているといっても過言ではない一作です。(編集部・立元)
大野佳子さん
Q&Aのインタビュー形式が読みやすく、平野さんの仕事に対する強いこだわりやお客さまへの深い想いがまっすぐに引き出されています。コロナ禍で鯛10万匹が立往生するという危機に対し、登場人物たちが何を大切にし、どのように立ち向かったのかというストーリーの核心が、削ぎ落とされた問いと答えによって明瞭に伝わります。大野さんの客観的かつ温かな問いかけが、「愛のあるデザイン」の本質とクリエイティブの可能性を鮮烈に浮き彫りにしています。(編集部・立元)
足立尚典さん
肉が苦手な子どもが、自分で作ったソーセージを食べて笑顔になる。冒頭のエピソードから、おいしさの先にある食育への思いに引き込まれます。卸売り、飲食店、出張授業という異なる活動を、食べることの大切さを伝えるために1本の線に結び付けた、理念も印象的でした。普段何気なく口にするお肉の向こうに、命と、それを届ける人の仕事があると大人の我々にも気づかせてくれる記事でした。(編集部・原田)
足立尚典さん
駅前のにんじんモニュメントから、約100年にわたる地域の営みへと視野を広げていく。街の変遷を資料でたどりながら、飲食店や行政の声を重ねることで、身近な農産物が街の記憶を伝える存在として見えてきます。特に、朝霞にんじんの存続の理由を一言で説明できないことから、作り、使い、食べ続ける人々の日常に価値を見いだした点が心に残りました。自分の暮らす街にも、誰かが続けてきたからこそ残っているものがあるのではと目を向けたくなりましたし、そういった伝統こそがその地域の価値になるのだと再認識しました。(編集部・原田)
川村忠寛さん
水道やガスなど身近な設備を入口に、普段は意識しないバルブが暮らしや産業を支えているという内容に引き込まれます。特に、見えない場所で使われるからこそ、漏れない品質を追求するという姿勢が印象的でした。人の目に触れないところまで気を配る誠実さが、社会に本当に必要とされる良いものを生み出すのだと感じました。企業の規模や技術だけでなく、その根底にあるものづくりの精神を丁寧にすくい上げ、日常を陰で支える仕事の価値に気づかせてくれる記事です。(編集部・原田)
西田ゆきさん
高齢者の孤食を見てきた経験が、子どもも大人も集える食堂づくりへつながる。その経緯を丁寧に聞くことで、子ども食堂を経済的な支援だけでは捉えきれない、地域の居場所として描いています。仲間集めや場所探しに加え、地域から必要性を問われた場面にも触れ、活動が形になるまでの道のりを具に伝えています。対話を重ねて理解を得ていく姿からは、強い思いを実現するための地道な歩みが見えてきました。誰かと食卓を囲む意味を、改めて考えさせられました。(編集部・原田)
杉谷稚恵さん
花の中に指を入れると、人の体温ほどにあたたかい。読んでいる私も、花はすへのイメージが変わりました。香りや葉の手触り、はすの葉を混ぜたそうめんの味わいまで、一緒に園内を巡っているように楽しめる記事です。戦死した友人を供養するために始まった栽培の歴史と、はすをもっと身近に楽しんでほしいという担当者の願いが伝わってきました。地域が大切にしてきた花を、新しい角度から知る喜びがあり、自分も現地で確かめたくなる、そんな記事でした。(編集部・原田)
森田かえさん
毎日捨てている生ごみが、土に埋めるだけで消えていく。半信半疑だった筆者が実際に使い、娘さんと驚きを分かち合う展開に、こちらも試してみたくなりました。妻を、生ごみの臭いから解放したいという開発者の思いも、環境への取り組みを身近に感じさせます。使い方を紹介するだけでなく、生ごみの処理が自然の働きを楽しむ時間へと変わったことまで伝えている点が印象的でした。日々の小さな困りごとを解決することが、環境を守る一歩にもなると気づかせてくれる記事でした。(編集部・原田)
上野尚吾さん
蔵を失ったその日に再起を考えた佐々木さんは、なぜ閖上での酒造りを諦めなかったのか。地元の米や水、食と結び付いた酒造りの歴史から、その決意の背景が伝わります。残った2本のタンクの酒を世に送り、仮設工場で試行錯誤を重ねた歩みが、復興という言葉に実像を与えています。上野さん自身が地元の食材と酒を味わう描写も、回を重ねシリーズらしくなってきましたね(笑)。造り手の物語に、ご自身の目線と実感が重なるところが、上野さんの記事ならではの魅力です。 (編集部・天野)
松井創さん
「男のように生きたかった」センシティブな最初の10文字!読まずにはいられないすばらしい見出しです。

ナシャールさんがベリーダンスとの出会いを通して、自分を取り戻される様子が分かります。誰かが決めた軸で生きるか、自分の軸で生きるかという究極な問いを投げかける記事になっています。(編集部・田口)

松井創さん
1200年の伝統と、新しい風という対比で、引き付けられる見出しがつけられています。
リードの「和太鼓の周波数に共鳴共振」という表現で、会場がどのような状況なのか目に受かびます。伝統的な神社に新しいエンタメを持ってきたのではなく、融合する様子を、「1200年の歴史が持つ「器」に、今の時代を生きる人々の細胞を震わせる「魂」を注ぎ込むこと」と表現されています。神社は日本中どこにでもある、それをどう生かすかという問を持っている方は多いと思うので、たくさんの人にみてほしい記事です。(編集部・田口)
小林貞子さん
筆者の小林さんの地元の呉服店が所蔵する打掛を見に出かけた旅が、人との会話によって広がっていきます。染め工房に育った女性の話からは土地の歴史が、私物のレコードを開放する館長の姿からは文化を分かち合う楽しさが見えてきます。約20年コーラスを続ける小林さんが、ホールで歌いたいと感じる場面には、その人ならではの実感があります。展示を見るための一日が、誰かの暮らしや大切にしてきたものに触れる旅へと深まっていく過程が魅力です。(編集部・天野) 
酒見夕貴さん
クリエイターズステーションの「風雲会社伝」の取材記事です。元タウン誌編集長の岡村さんのこれまで、今、これからがつまった記事となっており、きちんと下調べして、質問表を作成し、丁寧な取材をされたことが伝わります。(編集部・田口)
笹渕雅子さん
台湾で出逢った一枚の絵。旅で続いた不思議な再会【台湾台北市/東京都台東区/栃木県宇都宮市】笹渕雅子 https://thelocality.net/journey-mystery-reunion/
初めての海外旅行のドキドキ、ワクワクが素直な言葉で表現されています。誰もが感じたことのある、だけど自分だけの特別な体験が記事につまっています。そして旅行から帰ってきても、運命の再会が待っていた……最高の流れです。最後の「また出会える気がする!!」がとても笹渕さんの人となりがわかる気がします。(編集部・田口)
佐藤裕子さん
どこか地方の話と思ったら、東京にもスーパーもコンビニもないところがあるなんてビックリしました。地べたに座った大勢の大人が、舞台の子どもたちの様子を見て拍手をしたり、スマホで写真を撮ったりしている様子、大きな玄関に履物が並べられた様子、どこか懐かしい写真もすてきです。会場を包む温かい空気の描写がすばらしく、当日の雰囲気が目に浮かびます。(編集部・田口)
佐藤琢朗さん
15,397 views(2026.10.14時点)。今回のバズり記事の一つです!!マスターや体験中の写真はないのですが(おそらく撮影NG)、たくちゃんせんせーがゾワっとするほど、不思議すぎる体験をしたのだということがよく伝わります。長崎在住の身として、わたしも絶対に行ってみたい場所の一つになりました!(編集部・田口)
昆愛さん
生涯138頭の熊を仕留めた伝説のハンターが、かつて喫茶店でコーヒーをすすりながら世間話をしていたという話に、思わず親しみを覚えました。山に挑んだドッコさんと、荒れ地を切り開いた開拓者たちの姿が重なって見えてくるのも印象的です。熊の出没が相次ぐ今、山と人との境界の薄さを改めて考えさせられます。銃声が消えても、ドッコさんの物語は風の音にまぎれて語り継がれていくのだと感じました。(編集部・坂井)
昆愛さん
テレビで見ただけの祭りに自ら飛び込んだポーランドの男性の行動力に、まず心を動かされました。言葉が通じなくても、同じ綱を握り力を合わせるうちに生まれる一体感は、読んでいて胸が熱くなります。「みんなで引くと前に進む」という彼の言葉は、この祭りの核心そのものだと思いました。300年以上続く神事が、国境を越えて人を迎え入れる懐の深さを持っていることに、地域の伝統の本当の強さを感じます。(編集部・坂井)
久田一彰さん
後醍醐天皇の綸旨が髻(もとどり)に入れて運べるほど小さな密書だったという話に、南北朝の緊迫した空気が伝わってきて、ぐっと引き込まれました。680余年たった今も、地域の人々が「南朝の家臣の末裔」という思いを生活の芯に持ち続けていることに驚かされます。教科書では流れしか習わない歴史が、八女では今も人々の心の中で生きているのだと実感しました。郷土の歴史を語り継ぐことの意味を考えさせられる、読み応えのある一本です。(編集部・坂井)
久田一彰さん
約1350年前、海の向こうからの侵攻に備えて築かれた山城が、今も静かに残っていることに圧倒されました。雨でぬかるんだ土塁を歩くだけで心細くなるのだから、当時の防人はどれほど不安だったのかという筆者の実感に共感します。家族を残して遠い九州へ向かった防人の歌が、現地で改めて胸に迫ったという一節が心に残りました。遺跡を、争いの記憶だけでなく人々の暮らしの証として見つめ直させてくれる記事です。(編集部・坂井)
久松公代さん
娘さんの病気という大きな試練を、同じ境遇の子どもや家族を支える活動へと変えていく鈴木さんの強さに、胸を打たれました。レモネード1杯が小児がんの研究や患者支援につながり、月1回の子ども食堂が子育て世代の交流の場にもなっていることに、カフェが地域の居場所として根づいていることを感じます。「勇気をもらう」という筆者の言葉に深く頷きました。誰かの経験が、また別の誰かの力になっていくのだと教えてくれる記事です。(編集部・坂井)
亀田健太さん
「火祭り」を意味する言葉に由来するオロチョンという名前に、まず興味をそそられました。唐辛子の辛さの中にも味噌のやさしさがあり、辛いものが苦手な筆者がスープを飲み干したという話に、思わず「食べてみたい」と思わされます。辛さを10段階から選べる心配りや、昭和の香りが残る店内の雰囲気からは、創業37年にわたって愛されてきた理由が伝わってきます。ドライブの途中にふらりと立ち寄りたくなるお店です。(編集部・坂井)
亀谷忠史さん
街角の28作品を、笹戸さんが彫刻とともに歩んできた時間に重ねて紹介している点が印象的です。佐藤忠良さんのもとで制作し、約40年間モデルも務めた歩みを知ると、身近な像を見る目も変わります。大雨の中、席が足りないほど人が集まった除幕式の描写からは、作品を迎える地域の温かさも伝わります。芸術に自由に触れ、次世代の感性を育んでほしいという願いが、街の風景になる。その始まりを見つめる亀谷さんの温かなまなざしが伝わりました。 (編集部・天野)
椛澤弘之さん
深夜のラジオで耳にした妖怪が、地元の伝承とつながる。その気づきを研究者や市役所、図書館への取材につなげた過程に引き込まれます。調べても場所や共通点の理由は分からず、その限界も率直に記しています。だからこそ、語り継ぐ人や地名が失われていく現実が浮かび上がります。妖怪への長年の関心を持つ椛澤さんが、昔の人はなぜこの話を必要としたのかと問い続ける姿勢に、土地の記憶をたどる面白さと難しさが表れていると感じました。 (編集部・天野)
加藤道子さん
窓を開けられない教室、一日6回のうがい、身を守るマスクが招いた偏見。展示の細部を通じて、公害が子どもたちの日常をどう変えたのかを伝えています。同じ四日市で育った加藤さん自身の学校風景との違いが、驚きを身近なものにしています。とりわけ、工場を希望として歌った校歌の変更は、発展への期待が揺らいだ歴史を物語ります。その時代を生きた子どもたちの立場から、産業の発展は誰のためにあるのかを考えさせられました。(編集部・天野)
加藤晴之さん
20歳の初登山で命の危険に直面し、二度と登らないと思った加藤さんが、やがてヒマラヤに憧れる。その歩みがあるからこそ、エベレストを目にした喜びに重みがあります。平均年齢67歳の一行が励まし合い、料理や仲間に力をもらって歩く場面から、旅を支える人の存在も伝わります。さらに、シェルパの暮らしに自然へ適応する知恵を見いだす視線も印象的です。長年の願いをかなえた旅を、自然との向き合い方を考える経験として描かれている部分が印象的です。(編集部・天野)
安齋慎平さん
いつも通る駅の看板にある、たった一文字の違い。その引っ掛かりをもとに、市の表記方針を調べ、交通局への取材で確かめた過程が記事の魅力です。回答を得た後も、修正されるのかという疑問や別の表記の違いへと関心が続いているのも面白いところです。私も仙台を訪れた際に探して写真を撮ってしまいました(笑)きっとそうやって探したのは私だけじゃないはず。(編集部・天野)
安齋慎平さん
受賞の理由をたどる取材から、2019年災害の夜に決断した職員たちの姿が目に浮かびます。東日本大震災で膨大な罹災証明書を発行した経験が、同じ負担を繰り返さないための行動につながり、翌朝7時のシステム稼働を実現。さらに、証明書の交付後も続く生活再建へと視野を広げている点もすばらしい。技術の成果に至るまでの、人の経験や市民を待たせまいとする仕事への姿勢が、しっかりとストーリーになっています。ビュー数も10,807とたくさん読まれた記事となりました。 (10/15時点)(編集部・天野)
愛智なおゆきさん
里山集落と現代アートのまさかのコラボのように感じますが、30年も続いているというイベントなんですね。写真のインパクトはもちろん、それぞれのアート作品を丁寧に言葉で伝えられています。さすが、丁寧な取材をされる愛智さんです。最後が取材のお礼とイベントの発展を願う愛智さんの言葉で締めくくられているところも、愛智さんらしさが感じられました。(編集部・田口)

「里山」という言葉は料理の世界でのガストロノミーで最近よく聞くけれど、アートにも合うんだなと思った。特にマダラ鬼神はねぶたのような迫力があって印象的だった。現代アートには詳しくないが、美しい自然の中で一層力強くなった作品を見る楽しさが伝わってきて、実際に桜川市に行ってみたくなった。筆者の里山と現代アートの魅力を結び付けている点も面白く、30年続くイベントに対するリスペクトが感じられた。(編集部・勝木)
阿部哲也さん
とても丁寧に深いところまで取材されている読み応えのある記事です。誰もが車窓から、あれはなんだろうって、気になる誰しもが感じたことのある気持ちに共感を覚えます。おにぎりみたいな山が調べてみたら実は中世の遺跡だったという結末。見出しの最初の10文字でひきつけて、中身はしっかりとした取材記事!(編集部・田口)

高速バスの車窓から見える小山の正体を知ろうと、筆者が登記簿まで丹念に調べて真相に迫っていく過程が面白かった。新幹線建設の際に、JRが山を完全に掘削しなかったことで中世の遺跡が今も残されていることにロマンを感じた。何気ない日常の風景を見て「あれ?」と思いその謎を追及した一途な姿勢と着眼点に感心した。(編集部・勝木)
阿部宣行さん
阿部さん、さすがの着眼点です!写真がすばらしいのはもちろんなのですが、ただのレポートではなく、阿部さんの考えもしっかりと表現されています。また開催日や題目、観客の人数などのファクトもしっかりと調べられています。阿部さんならではの思いが詰まった、今年を代表する1本だと感じました。(編集部・田口)

私もたまに劇をやるので、演者が本気で舞台づくりに取り組んでいる姿に共感した。インドネシアの人たちが日本語で演じていること自体も驚きだが、仲間と協力しながら一つの作品を作り上げようとする情熱が印象的だった。また、その熱量を丁寧に伝えたあたたかい筆者の視点や映像がすばらしかった。きっと劇が終わった後の打ち上げは楽しかっただろうな~。(編集部・勝木)
阿部宣行さん
目を奪われるような写真であることはもちろんなのですが、それに負けないくらい社会性を捉えた記事だというところがさすが阿部宣行さん。『色で村を変えた』大学生の革命というタイトルも素晴らしいです。注目されはじめた時はマスメディアで取り上げられていたでしょうが、10年たった今を取材するところが最高です。ローカリティ!にこの記事が掲載されていることを誇りに思わせてくれるような記事です。阿部さん、ありがとうございます!(編集部・田口)

大学生の発想が行政を動かし、村を変えるきっかけになったことが印象的だった。また、一時的な話題で終わらせずに、その景観や地域の経済的な活性化、魅力を維持し続けていることも大切だと感じた。まだまだ課題はあるだろうけれど、村の住民や、周りの人々の努力によって少しずつ地域が変わっていく様子を見守る、筆者のあたたかいまなざしも素敵だ。これからも注目していきたい場所だと思った。(編集部・勝木)
うえだあさこさん
在日ロシア人反戦団のニュースはマスメディアでも目にしたことがある人は多いのではないでしょうか。それをローカリティ!の記者が自分の目で見て、感じたことを書いてくれています。ニュースだと遠くに感じたり、関心を持ちづらいですが、自分の驚き・発見・感動をもりこみ伝わるように書かれた、うえださんの記事は一気に自分ごとになり、私の心を動かしました。そんな人が多いのではないでしょうか。勇気を出してこの記事を書いてくれたこと、尊敬します。私もいつかこんな記事を書いてみたいです(編集部・田口)

ロシアの人々もかつては強いリーダーシップに安定をもとめていたかもしれないが、その結果、自由な発言ができない社会になってしまったことに複雑な思いを感じた。それでも、ナワリヌイ氏の遺志を受け継ぎ、自由で平和なロシアを諦めずに活動を続ける人々の姿は印象的だった。彼らの声が多くの人の耳に届くことを願うとともに、とにかく諦めずに活動を続けることが未来を変える力になるのだと思うし、ならなければと思う。(編集部・勝木)
加藤道子さん
京都府綾部市という場所から、地域と共に成長してきたストーリーに胸を打たれた読者の方も多かったことでしょう。原点から事業、目指す未来をひも解く、これぞ「時代の開拓者たち」の記事の醍醐味です。「会社だけが成長しても、地域が発展しなければ意味がありません。地域の発展と会社の成長を両立させていきたい」こんな熱い思いをもった経営者の方がいらっしゃると声を大にしていいたいです(編集部・田口)

かつての日本にはこうした企業が数多くあったのだろうと思った。地元の若者を育て、地域とともに発展しようとする姿勢には、どこか日本の「人を育てる文化」にも通じるものを感じる。また、顧客の要望に応える高い技術力は、代々の経営者が、人材育成を大事に積み重ねて、長い目で見、継続していったことで成しえたことで、今では大変貴重なになりつつある「人を技術を育てる」を重要視している企業の姿をみることができ、興味深かった。(編集部・勝木)

次なるステージ!【ハツレポグランプリ2026】ノミネート15作品の最終選定へ!

2026年の厳選された記事の中から50作品が発表されましたが、いよいよ次なるステージへと進みます。この50作品から編集部審査員によるさらなる厳正な審査が行われ、作品が選ばれます。10月10日に最終候補となる15作品を発表します。

最終投票が10日よりスタート。あなたの心に火を灯した作品へ一票を

最終選考に残った15作品の中から、皆さまの投票によってグランプリを決定いたします。
10月10日から17日までの期間、投票を受け付けますのでぜひご参加ください(ページを都度更新いたします)。

「あなたの心に火を灯す一作」を選んでください。
皆さまの一票が、思いをつなぎ、共感の火をより大きく照らします。

編集部の審査と皆さまの思いが重なり合い、価値ある作品たちがひとつの光として輝きます。

ハツレポグランプリ2026発表!

日時:2026年10月17日(土) 18:45~(締切18:15)
場所:オンライン+東京会場(イーストタイムズオフィス)
対象:オンラインではどなた様でも試聴いただけます!
内容:ハツレポグランプリ2026、他特別賞の発表

皆さまのご協力に心から感謝しつつ、今後もローカリティ!を盛り上げてまいります。引き続き、皆さまのご参加と熱い応援と投票をお待ちしております!一緒にローカルの魅力を広げていきましょう。

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